円の行方、ドルの行方(153) ドル/円の見方を変更します

2019-01-07 投資ニュース
円の行方、ドルの行方(153) ドル/円の見方を変更します

前回第152回「今年の下期のテーマは?」では、今月から始まった欧米の実質的な下期のメイン・イベントは、11月の米中間選挙で、それまでは、長期のトレンドを作る投資家は投資判断を下せないため動けないので、レンジ相場は続くというシナリオを立てました。

先週木曜には、トルコ中銀が政策金利を予想以上の24.0%に引き上げたり、米中貿易協議に期待感が膨らんだりで、リスクが回避されたとして、ドル/円は久々の112円台に乗せてはきました。

とはいっても、それでも今年4月以降の108~113円のレンジ内の動きが変わった訳でも何でもありません。

しかし、このところ、気になっていることがいくつかあります。

ひとつは、9月7日に発表された8月の米雇用統計で平均時給が、年率2.9%と、過去2年ほどの2.5~2.7%のレンジを上に抜いてきたことです。

バーニャ マーケット フォーカスト代表。1978年三和銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。1983年よりロンドン、東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。1995年より在日外銀において為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。長年の経験と知識に基づく精度の高い相場予測には定評がある。なお、長年FXに携わって得た経験と知識をもとにした初の著書『ガッツリ稼いで図太く生き残る! FX』が2016年1月21日に発売された。詳しくはこちら。